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葬儀社の思惑に負けそうだった私

親の健康や介護に関すること
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先日、母の四十九日が無事終わりました。お葬式と四十九日はどちらも母の希望通りシンプルなものにしました。どちらも親しい方だけで過ごしましたので、とてもいい時間だったと思います。

ただ、私たちがこのような形を選べたのは、本当に小規模な家族葬だったから。母の意向をみんなが知っていたから。そうでなかったら、もう少し華やかにしてあげたら?と言われていたかもしれません。

家族葬の費用

私は、母が亡くなる少し前からお葬式の見積もりをとっていました。母から家族だけでと言われていたので、家族葬がどんなものだったのか知っておきたかったからです。

結局、あるサイトからご紹介いただいた場所で家族葬をしました。

トータルの費用は以下の通りでした。

家族葬費用:約40万円+お布施10万円=50万円(お料理代+宿泊代混み)

*お布施は決められた金額があったのでそのままお支払いしました

お葬式にはオプションのようなものがたくさんあり、棺や仏衣、霊柩車等、次から次に選択を迫られ、それが私にはすごくストレスでした。

母からは余計なオプションはつけないでと言われていたにも関わらず、「多くの方が仏衣はシルクを選ばれますよ」「棺は一般的に+10万円くらいのものが人気があります」等と言われると、「オプションを選んだほうがいいのかな」という気持ちに何度もなりました。

霊柩車もすごく立派なものになると+30万円だったのですが、うちの場合は通常のワンボックスカーにしました。結局、火葬場まで車で5分だったので、+30万円を払う価値があるのか・・・複雑な気持ちになりました。

葬儀社の方が「最後のお見送りですから」と言ってくるので、オプションなしを選んでいる私がすごく非情な人に見えて辛かった(-_-)

皆さん、「故人のためですから」と言われると、こちらとしてはお金を出し渋っているみたいで辛いですよね。

全体的に「ご遺体が可哀そう」と言われている気がして、責められているように感じました。それが心苦しくて・・・

結局、本当に必要だと思うオプションだけつけで、非常にシンプルな形でお葬式はしました。

(最終的には小さなお葬式というサイトを利用しましたが、そのサイトは丁寧で好感が持てました。ただ葬儀社の営業マンが・・・その他の方はとてもよい対応だったので、気持ちのいい葬儀でした。)

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四十九日も無事終わりました

四十九日:約12万円+お布施5万円=17万円(場所代+お料理代)

*お布施代は決められた通りにお支払いしました

こちらはホテルで行いました。車いすで来てくださる方が数名いましたので、お寺でするのは難しいと思ったからです。お部屋代は30,000円とお花代が15,000円ほどかかりましたが、シンプルでよい感じでした。大満足です。

食事もホテルの和食屋さんのものでしたので、全て作りたてで美味しくいただきました。

お花も豪華すぎず、シンプルでさりげなく、母の人生に相応しい雰囲気だったと思います。

お葬式にはそれぞれの家の考え方や人の考え方が出ます。もしかしたらお住まいの地域の考え方が出るかもしれません。家族葬というやり方も、馴染みやすい場所とそうではない場所があるかもしれませんね。

私もできるからシンプルな形のものにしてほしいです。余計はオプションはいりません。家族がきてくれると嬉しいですが、それ以上は望みません。

夫や息子たちのために

葬儀社との生前の契約とまではいきませんが、希望を書いた紙を残しておいたほうがいいような気がします。

そうでないと、息子たちが私に悪いような気がして、不要なオプションをつけそうな気がします。

葬儀社には葬儀社の思惑がありますし、私たちには私たちの希望や考えがあるのですが、

葬儀社の方は「故人のために」と言われると弱い私たちの感情を刺激してきます。

非常に居心地の悪い時間でした。

だからこそ、私のお葬式はオプションなしでシンプルに・・・と一筆書いてあげたいな・・・と今はぼんやり考えています。

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