看取りが終わってすぐに決断を迫られたこと
母の死期が近いことがわかった時、母がお葬式に対する希望を話してくれました。
ホスピスに入院していたので、自分で末期がんであることを理解していましたし、
自分に残された時間がそう長くないことも理解していました。
その母の希望は
「家族と本当に仲のよい親戚だけ声をかけて」
というものでした。
お葬式に関する希望を質問するのはすごく難しいので
母から話してくれて助かりました。
そこから何となく「家族葬」という単語が目に付くようになり
2か月ほどの間、資料請求などをしました。
母が実際に亡くなった朝、
看護師さんから「葬儀社は決まっていますか」と聞かれました。
なくなって1時間後のできごとでした。
だいたい何時ごろ迎えに来ていただけるのかということも確認されました。
(一気に現実に引き戻される質問でした)
概ね目星をつけていた業者に3か所連絡し、
日程があい、感じのよさそうなところに決めました。
お葬式に対して決断していくのは想像以上い大変
結果、お値段、内容とも大満足だったのですが、
お葬式というのは複雑な心情が絡む場所だなとつくづく思いました。
母からの希望を聞いていなければ
私も葬儀屋さんのトークにのまれ
葬儀をランクアップしていたかもしれませんが・・
ランクアップは母の本意ではなかったので
基本的なパック内容のものにしました。
今はこれで良かったのだと思います。
資料請求していた人にだけある特典や割引のようなものもありました。
夫はこの家族葬が大変気に入ったようで、
義理の父の時もここがいいと言っていました。
そんなお葬式ができるといいですよね。
縁起が悪いような気がしても調べておくことをおすすめします
葬儀のことを調べるのは縁起が悪いことのような気がして
夫に内緒でこそこそ調べていました。
でも、その日の朝、夫に何社か見積もりをとってあるから
見てほしいと言ったら、非常に感謝されました。
問い合わせは無料ですし
どれくらいお金がかかりそうなのかの参考になると思います。
私も事前に調べていなかったら
慌てて葬儀社を探し(あるいは病院の紹介で葬儀社を選ぶこともせず)
高額な葬儀費用を払うことになっていたかもしれません。
葬儀のことは一番近い身内より
私くらい距離がある身内のほうが向いているかもしれませんね。
私は電話で話すのが嫌だったので
亡くなる前は一括見積しかとっていませんでしたが
本当は話しておくべきだったかもしれないなと後から少しだけ後悔しました。
このパンフレットを取り寄せていたら
私もこんな年になったんだなと思いました。
親の葬儀の心配をするなんて、若い頃には想像もしていませんでした。
親を見送る年になるなんて。
そうですよね、もうアラフィフですから。
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