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「ゴミ」を捨てるのは無料ではない!終活の落とし穴

親の健康や介護に関すること
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義理の母がなくなり、1か月がたちました。母が亡くなる前から自宅をそのままにして入院してしまったことをずっと嘆いていたので、亡くなってすぐ自宅を片付けにいきました。

49日の法要を自宅でしたいと義理の父も言っていたからです(結局、後日ホテルですることになったのですが)。

甘くみていた「ゴミ」の費用

数年前、義理の両親が要介護認定を受けた時、1階を片付け、リビングに2台ベッドを置くことになりました。そのために親戚総勢6名集まって、片づけました。片づけたというよりゴミを捨てました。

ベッドを置くために家具も最小限だけ残し後は全て処分することになったのですが、そのゴミの量、なんと駐車場がいっぱいになるほどでした。

業者さんに取りにきていただいたのですが、大きめのトラック1台で約10万円でした。ゴミの分別はしなくていいと言われたので、その点は楽でしたが、ごみを捨てるってお金がかかるのですよね。

自治体によって「ゴミ」の費用は様々だと思いますが、義理両親が住んでいる市町村はゴミ袋が有料ではありません。そのため、両親にも「ゴミを捨てるのはお金がかかる」という実感が持てていなかったのかもしれません。父は「どうしてそんなに払わないといけないのか」とやや怒り気味でした(-_-)

さらにゴミの処分

あの時、あんなに片づけたはずなのですが、今回は母の衣類やベッドなどがあり、今回もかなりの量のごみを処分することになりました。押し入れにたまっていた引き出物、タオル類、新聞や雑誌なども大量にありました。リサイクルできるものはリサイクルを。

だいたい、「なんでも買い取る」とか「買えないものはない」と書いてありますが、実際はそうそう買い取っていただけるものばかりではありません。

それでも、できる限りリサイクル優先で物を減らしました。


リサイクルは「売るため」ではありません。ここで大切なのは「ゴミを減らすこと」です。ゴミは増えれば増えるほど費用がかさむので、「無料」でもいいので引き取ってもらってゴミを減らすこと、これがリサイクルショップを使うメリットだと思います。

とは言っても、なかなか売れないものもありました。

どんなにきれいでもなかなか買い取っていただけないのが「お布団」「シーツ」等でした。あとはセットになっていない食器系。飾り物系も、ほとんど買い取っていただけませんでした。古い家電も同様。

新しくなくても買い取っていただけたのが、壺などの置物、状態のよい掛け軸、たち吉などの大皿などです。引き出物も買い取っていただけますが、新品で箱に入っていてもびっくりするような低価格です。

ここで「こんなに安いなら売るのやめようかな」となってしまうと進まないので、「ゴミ代を減らすこと」に専念しましょう。

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ゴミの費用合計

買い取ってもらえなかったものの中で特にかさばったのが「布団」です。全部で10組ほど押し入れにぎゅうぎゅうに入っていましたので、駐車場まで運ぶのも大変でした(*_*;

そして意外と悩まされたのが庭のこまごましたプランター、鉢類。

ほぼ1日中ゴミと格闘した結果、

1階のリビングは父のベッドとテレビ、テーブル&椅子、仏壇のみ。シンプルで過ごしやすくなりました。2階にはまだまだ使わないものがあるのですが、こちらはいつか家を解体する時までこのままになりそうです。とりあえず、1階の環境だけ整えなければ、ということで。

あんなにリサイクルしても、結局ゴミ回収の費用8万円でした。「買う」時にお金を使って「捨てる」のにもお金がかかるなんて・・・終活の落とし穴ですよね。

高齢者になるとごみを捨てることさえ大変なんだと、両親をみていて思いました。だからこそ、今から不用品を持たないようにすることがとにかく大切で、それが将来の何よりの節約につながります。

ゴミの費用は侮れません。

まずはリサイクルを駆使して、ものを減らしておくこと。お金にならなくても買い取ってもらうこと(持って帰ってもらうこと)。何件も電話して減らせるようにチャレンジしてください。

皆さんのご実家大丈夫ですか?一軒家の遺品整理は50万ほどかかるという記事を読んだことがあります。日々の細かな片づけ。気を付けたいですね。

物を買うこと、物を持つことって悩ましいな・・・

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