普通に暮らしたいだけなのに。53歳、節約と老後のお金のあいだで

お金と暮らし
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「食費は月3万円」
「少ない洋服でおしゃれに暮らす」
「物を持たないシンプルな生活」
「通信費は格安SIMで賢く節約」

SNSやブログなどで目にするこんな記事。
なるほど、すごいなあ。私も見習わなくちゃ。
最初はそう思うのですが、読み進めるうちに、だんだん胸が苦しくなってくるんです。
「私、やっぱりそこまでできないかも」
「私、無理だ」
「みんなここまでちゃんとやっているんだ」
誰かに責められているわけでもないのに、自分の暮らし方が間違っているような気がして
そっとページを閉じる。読まなければよかった。
そう思うのに、また数日後似たような記事を開いてしまう。
もう何年も、そんなことを繰り返しています。

ノートパソコンとノートとコーヒーのある、ダイニングテーブル

心のどこかで「ちゃんとしてないダメな私」と思っているのでしょう。

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私の「普通」は贅沢なのだろうか

私は、特別な贅沢がしたいわけではありません。
高価なものを次々と買い集めたいわけでもありません。
清潔感のある格好をして、気に入ったものに囲まれて、毎日を気持ちよく過ごしたい。
何も贅沢なことなんてしてないじゃない!
普通に暮らしたいだけ。
でも、その「普通」が、実は少し贅沢なのか?と思ったり。

お金の管理が得意だったことは、一度もない

もちろん私だって家計管理に挑戦したことはあります。
3か月に一度、半年に一度と預金残高を確認して、年間でどのくらいお金が増えたのか調べてみたり。

家計簿と電卓とレシートが並んだテーブル

でも、確認するたびに「もう少し残っていてもよかったんじゃない?」と思ってしまう。

だからといって、何もしてこなかったわけでもないんです。
私はお金の使い方は雑なくせに心配性というやっかいな性格なので
投資信託や外貨預金、金への投資、iDeCoなど、
その時々で気になったものには少しずつ手を出してきました。
NISAも利用しています。

ただ、どれも徹底的に勉強して取り組んだというより、できることを少しずつやってきたという感じ。
そのせいか、53歳になった今でも、自分がお金を貯めるのが得意だとは思えません。
もっと上手にできたんじゃないかな。
そんな気持ちが、いつもどこかにあります。

夫の定年まで、あと2年

最近、ことさら不安になるのは、夫の定年退職が見えてきたから。あと2年ほどです。
私自身も、今と同じような収入で働けるのは、あと5-6年くらいだと思っています。

そろそろ本気で家計を見直さなければ。
そう思う一方で、今の生活を根本から変えるほどの気力もありません。

そもそも、そんなに贅沢をしているつもりもないのに、どうしてこんなに悩むんだろう。
節約上手な人が羨ましいくせに
その人と同じ暮らしがしたいかと聞かれると、そうでもない。
老後のお金は心配。
でも、今の楽しみまで我慢したくない。
何とも中途半端な状況です。

私はただ、普通に暮らしたいだけなのに。

その「普通」が、年齢を重ねるほどわからなくなってきました。
「普通」って何なのでしょう。

50代夫婦の平均的な生活費
平均的な貯蓄
平均的な食費
平均的な被服費・・・

きっと、そういう記事を読んだら、また落ち込むんだろうな。
私ってやっぱりお金の管理が・・・できていないかも・・・
こんなこと言いながら
60歳になり70歳になり
80歳になっても同じこと言ってそう(笑)

そんな私が管理する、夫の定年を間近に控えた我が家の資産額は
また別の機会に書いてみようと思っています。

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