スポンサーリンク

「開けられない」扉だったのに

未分類
スポンサーリンク

突然、重い重い告白です。

私には暗い暗い過去があります。もう消しようのないできごとで、今の自分にはどうにもできないのだけど、その過去が時々私を苦しめるのです。

昔の自分

離婚した当時「Amebaブログ」をしていて、一度も会ったことがない人たちと、ブログを通じて色々なやりとりをしていました。離婚後のどうしようもない、身の置きどころのない気持ちをブログに書くことで、日常生活では平静を保っていました。

そこでできた友人が励ましてくれていました(当然匿名コメントなので、ひどいコメントに傷つくこともありましたが)。その時にできた友人たちは、今でもつながりがあります。実際にお会いする機会もありました。不思議なご縁ですよね。Facebookでも繋がっているので、今でもみんなの近況をお互いに知っています。

が、ある時、そのブログを卒業しようと決めました。それは、辛い出来事をそろそろ過去のものにしようと思いはじめたからです。

でも、その頃の思い出が詰まっているブログを削除するのは心苦しく、削除する前に全記事をプリントアウトしました。プリントアウトした日付は、2006年の8月から10月。もう10年以上も前のできごと。ファイリングしてあったのですが、それをとても読む気にならなくて、数年間書斎の一番上の棚の無印のボックスに隠してありました。つい数日前にそれを読もうと突然思い立ち、ボックスの中からファイルを取り出しました。

久々に読んでみたら

離婚のこと、離婚原因になった事件、子どもたちがいなくなった日のこと、裁判のこと、助けてくれた人、離婚して離れていった人、新しく出会った人、助けてくれた人、裏切られた人、泣いたこと、笑ったこと、背伸びして頑張ったこと、みっともないこと、色々なことが書いてあり、4時間ほど時間を忘れて読みました。涙が止まりませんでした。

今読み返すと、あの頃の自分が色鮮やかに思い出され、あの時間もまた私のかけがえのない人生だったのだと思えるようになりました。

あの頃の人生は、私の記憶の中で「辛いことばかり」だったような気がしていましたが、地獄のような辛い毎日を過ごしながら、日々を楽しもうと努力し、日々の生活に少しでも彩を加えようと試みていた自分がいました。

離婚してから、夫と結婚するまでの間、私を好きになってくれる人もいて、恋愛らしきものをしていたことも思い出しました。

あの頃の私は自分が悲劇のヒロインだったので、全然わかっていなかったのですが、今プリントアウトした記事を見ると

周囲の人がどんなに私を心配し、労わり、時に叱咤してくれていたのか痛いほどわかります。だからこそ、私はこれからも、その時に助けてくれた人たちに、恩を返し続けたいと改めて思いました。

若い頃はわからなかったこと

40代になって見えるようになったものがたくさんありました。若い頃は見えていなかったものが見えるようになりました。

年をとるのは悪くないと思うのは、こんな時です。

私はそのファイルを、今大切に読み返しています。恩返ししないといけないことを新たに思い出したり、ある人との出会いについて懐かしく思い出したり・・・

過去の出来事を今、再度私の中であたため、そうして熟成させています。

私の人生はシンプルではないし、苦悩に溢れた時期もあったけれど、

悪い人生ではないのだと思わせてくれる過去のブログでした。

同年代の方のブログは、面白いので私もよくお邪魔しています!
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(40代)へ ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
人気ブログランキング

未分類
スポンサーリンク
40代からの再婚 私たちのリアルな日常

コメント