終活はできるだけ早くすませたい
義理の母が亡くなった時、母の衣類を捨てるのが辛くて心が張り裂けそうでした。亡くなる4年ほど前から入退院を繰り返していたので、母も十分に片づけができないまま亡くなっていくことについて「申し訳ない」と言っていました。
母が亡くなった後、2階のクローゼットをみると母が通販でよく洋服を購入していたことを初めて知りました。三越などの通販をよく利用していたので、2階の奥の部屋に段ボールがいくつもおいてありました。
生前、あまり外出しているように見えなかったので「母はこうして買い物を楽しんでいたんだな」と思い、微笑ましい気持ちになりました。
まだ新品でタグがついたままの素敵なストールがあったので夫に相談して使うことにしました。
それ以外の洋服はサイズがあわないこともあり、すべて廃棄することにしました。
母は自分で片づけることができずに無念だったと思います。
終活は子どものためというより自分のため
就活は「子どものために」という視点がありますが、実際は自分のためだと思っています。
私にも子どもにできたら触ってほしくないものや、見られたくないものがあります。
もちろん、こんなものを片付けさせるのは申し訳ないなと思うものもあります。まして、息子のお嫁さんに(まだいませんが)見られるなんて絶対に嫌!
そういうものは40代、50代の頃から貯めこまないことが一番ですよね。どんなものでも故人のものを捨てるって心が痛むので、私もできるだけ子どもたちにそれらをさせたくないな・・・と思います。
そのためには普段から不要なものは捨てること。家中の空気の流れをよくして澱みのない空間を作ること、これが大切だと思います。
皆さんのため込みやすいものって何ですか?私の場合は次のようなもの。
①着なくなった衣類(ベルトやストール等も意外と・・・) ②捨てるタイミングがわからないインナーやタイツ ③たまに出番がある靴 ④使うかもしれないなと思う書類 ⑤途中まで使っている化粧品 ⑥一軍ではない食器類⑦高かった鍋類 ⑧本
書き上げると、少し意識するようになると思うので、これから気を付けます。私が母のものを捨てる時に心が痛んだように、息子たちが私の衣類等を捨てるのは負担かもしれないので、息子たちのためにも終活を視野にいれた整理整頓を目指したいと思います。
スポンサーリンク高齢者になるとごみを捨てることさえ大変
義理の両親をみていて思いました。年をとるとごみを捨てることでさえ大変なんだ・・・と。
段ボールや使わなくなった小型の家具、新聞や雑誌、ごみステーションまでもっていくことさえ、大きな労力が必要です。
年をとるにつれてゴミを捨てることが大変だということを意識して40代、50代を過ごすことが、終活につながるのではないでしょうか。
我々子ども世代としては、親が生きている間に少しずつ整理してもらえるようにするのがベストですが、それがうまくいかないという時は、亡くなった後や入院した後に少しずつ整理するしかありません。
子どもたちに負担をかけないように、とにかくスッキリ生活を、いつごみを捨てることさえ大変な体になるのかわからないので今のうちから意識して備えておくことが大切だと実感しました。
私も義理の母のものを処分するのはとても心苦しいので、私の母にも終活をお願いしておきたいと思っています。
今、実家の片づけ問題は社会現象にまでなっていますね。
明日は我が身だとは思っていましたが、義理の母が亡くなって「我が問題」になりました。そしていつか私の息子たちの問題へと変化していくのだと思います。
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