30代後半までなかなか家計簿をつける気持ちになれなかった私ですが、家計簿をつけてから少なからず、つける意味を感じるようになりました。
でも、それは個人の感覚的なものだったので、本当に家計簿をつける効用があるのか?真面目に調べてみました。
良かったらこちらもご覧ください。
(3)家計簿を定期的につけると、継続的な貯蓄ができる ?
家計経済研究所の調査によると、「家計簿をつける人」は「継続的に貯蓄ができる人」だそうです。
Vol.2では、家計簿をつけている人のほうが家計に対する満足度が高いらしいことは明らかになっているのですが、本当に家計簿をつけている人のほうがお金が貯まっているのか?についての調査結果がこちらです。
こちらの調査結果では「たまたま1年に3万円以上貯蓄ができた」かどうかではなく、「3年連続で貯蓄ができた」かどうかを調査しています。
1年だけできたという世帯は全体の66.8%であるが、3年連続になると42.8%に減るので、「継続して貯蓄すること」は全世帯で当たり前のようにできているわけではないことがわかりますね。
(40代、50代のしっかり貯めている方にとっては3年連続3万円以上の貯蓄は「当たり前」のことのように思えるかもしれませんが。私は家計簿遅咲きだったので、貯蓄ができない世帯の実態は何となくわかります。)
しかも、このグラフをみると家計簿をつけている人は定期的につけていない人と比較すると、しっかり貯蓄できていることがわかります。
家計簿は、どうやら単なる記録だけでなく、私たちの意識を変え、貯蓄行動に影響を与えているようです。
私が感じた家計簿の効用とは?
私が感じる家計簿の効用は「自分の行動を把握すること」だと思っています。我が家も遅咲きながら、今ではコンスタントに貯蓄ができるようになってきました(アラフィフになってやっとですが)。
そうなったのは、たぶん家計簿をつけはじめたのがきっかけだったと思います。ただ、今はもう以前ほど真剣に家計簿はつけていません。それは自分の行動パターンがよめてきて、どうすれば貯まるのかがわかってきたからだと思っています。
どんな年代でもどんな世帯構成でも家計簿をつけはじめることは意味があるような気がします。
手書き派、アプリ派、エクセル派等、方法はたくさんあると思いますが、自分なりの方法を見つけて貯まる仕組みを作りたいですね。
ひと月にいくらあれば生活できるかを把握しておけば、年金だけの生活になった時に足りるのか(足りないということになれば大問題ですが)もわかるようになると思うので、安心感が増すと思います。
安心が増すこと(不安がなくなること)ーこれが家計簿の大きな効用かもしれませんね。
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