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離婚した後、養育費を確実に払わせる(受け取る)コツ

離婚や再婚について
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私も、離婚時にはまあまあもめましたが(親権)、

夫は離婚時にもめただけでなく、その後も揉めに揉めて2年ほど家庭裁判所に通いました。

私はあの裁判を通して確信したことがあります。

それは、人を動かすのは「北風」より「太陽」だということ。

この絵、懐かしい・・・・・


私たち夫婦に集まる「相談」

なんの自慢にもなりませんが、
私たち夫婦が再婚同士ということもあり、
離婚&再婚&養育費&面接交渉権について、
色々な相談が集まってきます。

日常生活から「家庭裁判所」とか「弁護士事務所」に一歩踏み出すのは、
やはり勇気がいるものですよね。

だからこそ、経験者である私たちに

少し話を聞いてみたいという方が多いのです。

「養育費を払う」ということ

私は女性にしては珍しく
養育費を受けとるほうではなく
養育費を払うほうでした。

さらに養育費を払う男性(要するに夫)を
数年間近くで見てきました。

その上、元妻が起こしたトラブル&それに関する
泥沼裁判の間もずっと近くで見てきました。

だからこそよくわかります。
養育費を払う側の気持ち。

養育費は払って当たり前です。


だから私も払い続けましたし、
夫も払い続けました。

でも、養育費は揉めながら払っても気持ちよくないですし
払ってもらう側も気分がよくないような気がします。

どうせなら気持ちよく払ってもらい
場合によっては家庭裁判所を通さなくても
「少し養育費を増やそうかな」と相手に思わせることは可能です。

でもそのためには「コツ」があります。とても簡単なことです。

気持ちよく払わせるコツ

養育費を気持ちよく払わせる&
必要に応じて増額してほしいと思ったら
守らないといけないポイントがあります。

それは

〇子どもの前で元配偶者の悪口を言わないこと
〇父親(もしくは母親)として尊重し続けること
〇決してATMのように扱わないこと
〇子どもの成長を知らせること
〇払ってもらって当たり前なんて決して思わないこと

この5つです。

本気で安定的に養育費を払わせ、
しかも、必要に応じて増額してほしいなら

自分自身が離婚した相手に必要最低限の敬意を払い、
離婚しても養育費を払い続けている父親として
子どもたちにも敬意を持たせることが大切です。

そこを蔑ろにして

養育費を受け取る権利ばかり主張しても何もいいことはありません。

それがよく分かっているので

養育費をちゃんと払ってほしいとか
増額を交渉したいと相談された時は迷わず言います。

「あなたが離婚した相手に柔らかく接したほうがいい」
「子どもに『お父さん、いつもありがとう』と言わせたほうがいい」と。

そして養育費の交渉で
「払って当たり前でしょう」とか
「あんた、子どもが可愛くないの」とか

「払わないなら給料差し押さえしてやる」とか
怒鳴ったり威嚇したるするのは論外!

そんなことをしてもお財布の紐は緩みません。

「いつもありがとう」とか
「養育費のおかげで〇〇を買ってあげました」と
言っている方が
ずっとずっと効果的です。

「別れた旦那から養育費なんてもらわなくて結構!」という方はいいですが
もし、養育費を払い続けるべきだし、払ってほしいと思うのであれば

「払って当たり前でしょう」という態度は控えましょう。
結果、損をすることが多いです。

払う側は「払って当たり前」と思うべきですが

受け取る側は「いつもありがとう」と思っているくらいがちょうどいいです。

どうせするなら実のある交渉を

怒鳴って、罵って、暴言を吐いて・・・疲れ果てて。

それで相手からうまく養育費を引き出せればいいですが

その方法ではうまくいかないもの。

ぜひ、うまくいかない時こそ「太陽方式」で攻めてみてください。意外と、相手がお財布を開くかもしれません。人間ってそんなものかもしれませんね。

でも、最後は家庭裁判所です

でも、どうしてもうまくいかない時、相手が一切払おうとしない時は、家庭裁判所しかありません。

全く交渉の余地なし、払う気ゼロの人を相手に「太陽方式」は役に立ちません。

その時は裁判所という大きな権力の下で、堂々と戦ってください。泣き寝入りはする必要ないと思います。子どものためにしっかりお金を払ってもらえるよう堂々と戦えるのは裁判所だけですから。

1人で行くのが怖い時は、法律無料相談でもいいですし、法テラスでもいいので行ってみてはいかがでしょうか。子育て支援課でも養育費の相談を受け付けてくれるところがあります。

きっと何かいい手があるはずです。

家庭裁判所は全く怖いところではないので(お役所的な愛想ない人はいますが)、力になってくれるはずですよ。

できたら、あまり関りを持ちたくない場所ではありますけどね。

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