再婚なのにいきなり生活が苦しかった頃が懐かしい
昨日、寝る前、ベッドの中で
再婚したばかりの頃のことを思い出しました。
今では笑い話ですが、
当時は経済的にかなり辛かったんです。
その原因は
夫が離婚調停をした時の条件でした。
個人的には調停員もこんな条件で和解させるのは
いかがなものかと思いましたが、とにかくすごい条件でした。
でもあの環境では裁判をする選択ができなかったので
その時のベターな選択だったのだと思います。
でも、私はそんなことには屈せず戦おうというタイプで
夫もその頃やっと心身ともに元気になり
戦う意欲を得ていたので(?)
以前から知り合いだった弁護士に相談し、
やや過去に遡ったところから
いろいろなことを清算しようということになりました。
私たちの家計適正化の歴史
再婚してから
1か月後 弁護士相談へ
2か月後 まずは元妻と直接話し合い→まったく話にならず
・・・会社に怒鳴り込んでやるなどの脅しのような会話ばかりでした
3か月後 調停開始
・・・こちらも話し合いにならず、さらに様々な不正発覚(こちらには好都合)
・・・でも、一応、ここで養育費の適正価格への見直しが行われ
・・・養育費軽減+ローンの一部負担解除が認められました!
*一応念のため補足ですが軽減といっても算定表通りに払うようになっただけです。
これまでが払いすぎていたので。
調停後裁判
・・・次々にいろんな不祥事が発覚したことを裁判で決着をつけました
・・・その結果、養育費の再見直しが行われることになりました
・・・裁判は1年ちょっと続き、弁護士費用は全部で150万円でした
再婚して2年後の9月にやっと裁判終わりました。そこから、やっと決められた養育費だけ振り込む楽な生活がやっと始まりました!
そうして私たちはやっと、やっと、
お金を自分たちで自由に使えるようになりました。
そして今裁判が終わってから数年が経ち、
お財布の中が落ち着いてきました。
世の中、養育費を払っていない親は山ほどいるようですが、
私たちはそういう無責任なことはしないと決めているので
夫と私の子ども4人分の養育費&教育費がけっこうかかっています。
でも、それも私たち夫婦の宿命であり、
そして守るべきものだと思っています。
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初婚と再婚の違いは乗り越えた山の大きさの違いかも
若い二人の結婚は
生活設計そのものに夢が溢れ、
子どもも当たり前に自分の子どもたちで
生活も家族も家計もとてもシンプルですね。
再婚はそういうわけにはいきません。
かなり現実的な問題が山積した状態で結婚することが多いと思います。
生活を設計する以前の問題として
過去を清算したり
過去を受け入れたり
(うちの場合、特にそういう状況だったのですが)
普通に暮らすことそのものに
労力を使わなければならないこともあります。
それらを経て手に入れた新しい生活は
初婚とは違う達成感がありました。
初婚の時には当たり前のように手に入っていたものが
手に入らなくなったからです。
日々の暮らしに感謝し、
働けることに感謝し、
好きな人に出会えて
一緒に過ごしていることに感謝できるようになりました。
こんなこと、若い頃は当たり前だと思っていましたが、
人生は突然足元をすくわれることがおこるものです。
それを知っている私たちは
当たり前のことなんて一つもないと思っているので
この奇跡のような縁に感謝しない日はありません。
私たちは子どもがいないので
子はかすがいという言葉は当てはまりません。
二人とも自分で稼げるので
お金がないから離婚しないとか
お金があったら離婚するという考え方もあてはまりません。
ただただお互いが必要なので一緒にいるだけです。
それは・・・
若いころから一緒にいた夫婦とは違う
一緒にいた時間だけでは計り知れない
別の絆があるのだと思っています。
お子さんがいなくても
強く強く結びついている夫婦と似たような
絆なのかもしれません。
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