先に宣言しておきます。
これから30代後半だった私と
40代に突入していた夫が
どこで出会ったのかを書きます。
なぜかというと
今日は6月13日は「夫に出会った日」だからです。
そんな話興味ないって方もいらっしゃると思いますし
まあ、中年同士の出会いなんてねえ。
どうでもいい話ですよね。
しかも一度目の結婚に失敗した者同士の出会いですから
なおのことです(笑)
そういう方はぜひスルーしてください。
夫との出会い
離婚した後、
男性に出会い、恋愛関係になった人もいましたが、
再婚をする気なんて全くありませんでした。
別に結婚に懲りていたわけではありません。
でも、自分が誰かの妻になることは
もう想像できませんでした。
そんな頃のお話です。
私は月に何回か関西に仕事で行っていましたが
伊丹空港よりも神戸空港をいつも利用していました。
神戸空港はコンパクトなので
搭乗手続きから搭乗までがすごくスムーズですし
着陸してから荷物の受け取り、到着ロビーを出てからの移動が短くて便利。
悪名高き空港ですが(赤字なので)
利用者からみると本当に使いやすい空港です。
トーマスマックナイトが描いた神戸の絵がラウンジに飾られていましたが、
今もあるのかしら?
神戸の街は
小さい頃から慣れ親しんでいる横浜にすごく似ていて
すぐにお気に入りの街になりました。
神戸での仕事は
月に何度かの楽しみでもありましたし気分転換のようになっていました。
神戸空港からはポートライナーにのって
三宮に向かうのですが、
その三宮の駅で今の夫に出会いました。
ポートライナーからJR神戸線に乗り換えるために
移動しようとしていた時の出来事です。
それが数年前の6月13日の出来事でした。
再婚と不思議な出会い
それから関西に仕事で行くときや
夫が仕事で東京に来てくれる時に
2人で会うようになりました。
不思議ですね。
もう再婚する気持ちは全くなかった私が
再婚しようと思うまで半年かかりませんでした。
そして東京と関西を行ったり来たりする生活が始まり、
再婚して今に至ります。
でも、
正確にいうと、
私たちが出会ったつもりでいた6月13日は
「初めての出会い」ではありませんでした。
それは15年ぶりの再会だったのです。
私たちはそのことに数年間気がついていませんでした。
そして結婚した後に
実は昔ある場所で会っていたことに気が付き
あまりの偶然(なのか必然なのかわかりませんが)に心底驚き
「あの時のあの人だったのか」と
身震いしました。
もし願いが叶うなら
もし人生をやり直せるとしたら
今の夫ともっと若い頃に結婚し、
子育てを一緒にしてみたかったなと
考えることはあります。
それでも夫に出会えないまま人生を終えるよりは
また家族になれる人ができて
こんな幸せはないと心から思っています。
私にとっての6月13日
今日、夫が花を買ってきてくれました。
私は花をもらうのが好きではない
可愛くない女なので
何度も「花はいらない」と言っているのに
それでも夫は毎年6月13日に花を買ってきます。
結婚記念日は何も買ってこないのに
出会った記念日のほうを大事にしている変な夫です。
そして仕事で帰りが遅くなり
デパ地下に間に合わなかったからと
スーパーのケーキを買ってきました。
498円くらいのどこにでも売っているようなケーキです。
花は昼間に買いに行って
会社のロッカーに入れてあったそうです。
ケーキは職場の冷蔵庫に入れられるわけもなく
諦めた結果がスーパーのケーキになったようで。
・・・計画の詰めが甘い夫です。
こんなどうでもいいような日々を積み重ねながら
私たちは年をとっていくのだなとしみじみ思います。
若い頃一緒に過ごせませんでしたが
一緒に年をとることはできそうです。
これから長い時間をかけて
夫が老いていく姿
私が老いていく姿を
互いにみることになるのですね。
若い頃のはじけるような時間を一緒に過ごした思い出も尊いですが
人生の最期に添い遂げるほうが意味があると
今の私は思いたいです。
6月13日には私にとって
夫がしつこく花を買ってくる日であり
神様が夫に再会させてくれた大切な日です。
そして一緒に年をとってくれる人が近くにいることに
心から感謝する日でもあります。
こんな平凡で平和な毎日が
ずっとずっと続きますように・・・
トラコミュ
結婚神戸のこと
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